「このせかいから見れば」 僕につけるくすり詩(うた) すぎむらとものり

このせかいから見れば

すぎむらとものり

このせかいから見れば

なんだかよわくてたよりなくて

いつも負けたように

見えるのだけれど

キミはほんとうのせかいを

まよわずにえらんだだけ

 

わかちあうことより

うばうことのほうが

今はまだ

とくいなせかいだから

よくばらないキミは

損ばかりしているように

見えるのだけれど

 

キミが道をゆずったあとで

花がわらいかけたことに

キミは気づいただろうか

 

キミが道をゆずったあとで

だれかがわらいかけたことに

キミは気づいただろうか

 

キミのこころに

キミだけの

思いどおりがないときに

神さまが

そこに はいれることを

キミは知っていたのかなあ

 

キミのこころに

神さまの思いどおりが

いっぱいになると

人は幸せにしかなれないことを

キミは知っていたのかなあ

 

キミのことを見ていたら

ボクはとても

うれしかったんだよ

 

いいなあ

いいなあ

 

そのうち

やさしい

キミの肩に

かわいい小鳥が

とまるといい