「まいあさ道場」 僕につけるくすり詩(うた) すぎむらとものり

まいあさ道場

すぎむらとものり

まいあさ まいあさ

「はじめまして」

まいかい まいかい

「どうぞよろしく」

 

きのうときょうを

つながなければ

つよいねえ

つよいねえ

 

きのうまでのあれこれを

おたがいさまのあれこれを

おぼえていても

わすれあえたら

ゆるしあえたら

なんてありがたいことだろう

 

だから まいあさ

「はじめまして」

だから まいかい

「どうぞよろしく」

 

ここは神さまがくれた

ボクのための道場

いつか あたまの

身勝手な声を

そっとわらってあげられる

ほうとうにつよい人になろう

 

きのうまでを

しっかりときのうに置いて

ボクはきょうの道場に立つ

 

おぼえていても

わすれてあげる

自由だよねえ

やさしいよねえ

ひつようなのは覚悟だけ

 

ここは道場

けいこ中だとわすれたときに

ころんだことにこだわるよ

ころんで おきる

りょうほうあって

ボクはまえよりつよくなる

 

ーおおきなバカになれるかなー

やさしい声が聞こえたよ

神さまがおうえんだん

負けるわけない

一礼してきょうにむかう

 

まいあさ道場

しんぴん道場

ころんでも ころんでも

「はじめまして」

「どうぞよろしく」