色あざやかに
キミはキミをなしとげて
いま静かに旅立つよ
つぎのキミをはじめるために
葉っぱは気付いていたんだ
この場所をて空けてあげれば
あたらしい芽が育つことに
みんな泣いていて
そこに深い意味があることに
少しも気付かなかったけれど
ー これでいいんだ 悔いはないよ
ありがとう また会おうね ー
葉っぱはそう言っていたんだよ
ー みんなが成長するために
その空っぽが置かれたことに
いつか気付くときがくるからね ー
色あざやかに
キミはキミをなしとげて
いま静かに旅立つよ
なんども
なんども
手をふりながら
葉っぱは知っていたんだね
あふれる涙をぬぐいながら
愛がさいごにすることを