「0点」 僕につけるくすり詩(うた) すぎむらとものり

0点

すぎむらとものり

君が君につけたバッテンが

僕にはそうは見えなくて

僕にはそれが

親しみやすさに思えたんだ。

 

とてもまじめな君が

すこーし君に甘くして。

とてもまじめな僕が

すこーし僕に甘くして。

 

おあたがいの0点が

やわらかくなって

ちょっぴり いびつで

かわいくなって

なんだかわらってしまう時

 

ならんだ僕らのふたつの影は

ひとつのハートに生まれかわるよ。