「もちもの」 僕につけるくすり詩(うた) すぎむらとものり

もちもの

すぎむらとものり

やさしくないとせめたけれど

ボクがのぞむやさしさを

こころのなかにおいておこう。

 

つめたいよってなげいたけれど

ボクがのぞむあたたかさを

こころのなかにおいておこう。

 

ただしくないとおこったけれど

みらいをしんじるながいめを

こころのなかにそだてておこう。

 

つぎにボクとであうひとが

それをかんじてくれるように

いろんなぐちをこぼすたびに

こころのなかにおいておこう。

 

みえないけれどそれはつたわる。

みえないけれどすぐにつたわる。

こころのなかにおいたもの。

それこそがボクのもちもの。