「忘れない星」 僕につけるくすり詩(うた) すぎむらとものり

忘れない星

すぎむらとものり

ー目の前の数々の出来事から

 キミがボクが

 最高の意味を

 創造することができますようにー

 

「さよなら」じゃなくて

「またね」ってボクは言った。

そうして

言葉で伝えきれなかった

いろんな気持ちがあふれて

涙になった。

 

送り手と受け手

差しだした手と

受け取ろうとした手は

時がちがって静かにすれちがった。

 

「さよなら」じゃなくて

「またね」ってボクは言った。

ボクが知らせたかったのは

キミのなかにある輝き。

キミが忘れたほんとうのキミ。

 

また次があるんだ。

伝え残した言葉がこんなにある。

時をこえてまた会おうね。

美しい別の物語のなかで。

その時こそきっと。

 

ー目の前の数々の出来事から

 キミがボクが

 最高の意味を

 創造することができますようにー

 

キミは星になった。ボクのなかで。

けっして忘れない星になった。