あなたが描いてくれたから
あきらめないでくれたから
ボクはいま
あなたの絵を見て
こんなにも胸を
あたためてもらえた。
あなたが歌ってくれたから
あきらめないでくれたから
ボクはいま
あなたの歌を聞いて
こんなにも胸を
あたためてもらえた。
名前も顔も
知らないボクに
あなたがくれたのは
絵ではなくって
歌ではなくって
自分の生活を
まもることよりも
この世界にひかりを
伝えずにはいられなかった
あなたという 愛だ。
目には決して
見えない色を
耳には決して
聞こえない音を
なんとか形にして
あらわそうともがいた
あなたという 愛が
ぼくという 愛と
呼びあって
こんなにも
こんなにもね
なみだがこみあげるんだ。
あきらめなかった
あなたがくれた
つよいひかりが
時をこえ
場所をこえ
あきらめない
ボクの胸に輝く。
ああ
なみだがうれしい。
なみだがうれしい。
ボクだって
おなじだと言う
なみだがうれしい。