「ゆびよゆび」 僕につけるくすり詩(うた) すぎむらとものり

ゆびよゆび

すぎむらとものり

 

こゆび こゆび

ぶぶんのキミが

ボクにむかって

もんくばかり

 

おやゆび おやゆび

ぶぶんのキミが

ひとさしゆびに

えこひいき

 

なかゆび なかゆび

ぶぶんのキミが

くすりゆびを

いじめてる

 

ボクからみると

へんなのだ

ボクからみると

おかしいぞ

 

ゆびよゆび

どんなにバタバタあばれても

ボクからみると

キミはキミ

ボクのだいじな

ぶぶん ぶぶん

 

いちぶでも

欠けることなどできないぞ

いちぶでも傷つけば

みんなともに痛むのだ

 

早く気付いてほしいなあ

ボクのためにうごくとき

キミがしあわせをかんじることに

どうか気付いてほしいなあ

 

そうして

キミたちのしあわせが

ボクをどれほど

しあわせにしてくれるのか

ありがとうってきもちを

つたえられたらいいのに

 

ゆびよゆび

ゆびよゆび

ボクの声が

聞こえるか

 

ゆびよゆび

ゆびよゆび

ボクのかわいい

おばかさん